Keynoteの速報を支える写真撮影技術 #reinvent

Keynoteの速報を支える写真撮影技術 #reinvent

Clock Icon2019.12.05

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はじめに

どうも、大村です。

今年も無事re:Invent2019に参加しております。

そして、参加できなかった皆様も、本Developers.IOで情報を得て、その量の多さに圧迫しかけているのではないでしょうか。

そんな中でも、新サービスを℃℃℃(ドドド)〜っと発表するのがKeynoteであり、Keynoteを制するものがre:Inventを制するとも言われているとか言われていないとか。弊社でもこのKeynoteは世界最速での速報にこだわっています。そしてオフィシャルを除いて世界最速を維持できていると社員一同自負しています。

このKeynoteの速報を支える技術として、今回は速報記事にさり気なく添付されている写真を撮る技術をお伝えしたいと思います。

必要な心構え

真正面の通路側を死守すべし

Keynoteの写真にとって、いちばん重要なことは何だと思いますか。

それは”臨場感”と"ライブ感"です。

そのために注力することは"登壇者とスライドがいい感じに重なってる位置で画を押さえる"ことです。

"NEWとわかること"、"スライドの文字ができるだけ隠れないこと"、"登壇者ができるだけ語っている風な絵になること"これらのことを気をつけてシャッターを切っています。

そのため、多少遠くなる可能性はありますが、できるだけ真正面の位置をキープするように努めています。

今回もそういった観点で速報記事を見ていただけると、ちょっと変わった面白さがあるかと思います。

Wi-Fiアクセスポイントの真下を死守すべし

写真を撮っても、速報を掲載する担当者がその写真を使えなければいけません。

特に、re:Inventの会場はWi-Fiがかなり貧弱で、初日に会場の貧弱さを味わって以来、次の日はサテライト会場や認定者ラウンジで見ようという弊社社員も多かったです。

ちなみに、re:Invent2017のKeynote2日目に現地参加した社員は、私のみでした。会場がMGMと遠かったのも一つの要因ですが、速報を出すために現地以上にネットワーク回線が重要だったからです。

今年はそれらのことを踏まえ、頭上に設置されていたWi-Fiアクセスポイントの真下を死守しました。

その結果、どのKeynoteも、通信が途絶えることなく写真を送り込むことが可能でした。

(弊社では、写真をslack及びチームドライブを介してアップロードし、チーム内で共有しています。こうすることで、日本からの援軍も現地の写真を利用する事ができるわけです。

ときには大胆になるべし

欲しい絵がある時、時には大胆になることも必要です。

遠慮していては良い絵が撮れません。

しかし、決して他の人の邪魔をしてもいいというわけではありません。

最大限配慮して、最高の絵を求めるべきです。

多少移動して撮影しても、みんなKeynoteに夢中ですから、そこまで気にされません。

というわけで、いい絵を少しでも残そうと頑張っています。

(オプション) 2枚のSDカードを交互に使うべし

「今速報出た!」って時の写真は、迅速に速報担当者に渡したいものです。

しかし、撮影したデータを送信中に次の速報が出ては、写真に収めるのが難しくなってしまいます。

そこで私は、2枚のSDカードを使い、だいたい1速報出た段階で次のSDへと切り替え、中身をアップロードして担当者に届けていました。

本当はもっといい方法があるのかもしれませんが、データを守りつつ、かといって1枚も速報を逃したくないときは1枚を送信中にもう1枚は次の発表待機がベターです。

しかし、速度にこだわるには、カメラと通信設備が一体になっていないとやはり厳しいと実感しました。

2019年は、iPadでの撮影に試みてみました。

携帯カメラの機能向上もあり、それほど不便なく撮影し、wifiで共有できております。

おわりに

弊社は80名もの社員が参加しており、Keynoteに関しても、新発表や新情報が出てくると、その場でできる限り検証を行った速報を出そうと努力しています。

そうした中で、こういった写真撮影や舵取り役が、見えないながらも重要になってきます。

日の目は当たりませんが、ぜひ知っておいていただけると幸いです。

では。

 

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